会見記録/昼食会/研究会

2014年1月30日    14:00〜 15:00
双葉町長 伊澤史朗    宴会場(9階)

氏名 伊澤史朗 Name Shiro Izawa
日本 Nation Japan
肩書 双葉町長 Title Mayor of Futaba Township, Fukushima
研究テーマ 福島県双葉郡8町村のいま

会見メモ

伊澤史朗・双葉町長が会見し、震災直後から現在までを振り返り、復興への主な課題について説明した。

司会 日本記者クラブ企画委員 星浩(朝日新聞)

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双葉町長 伊澤史朗 写真 1 双葉町長 伊澤史朗 写真 2      

記者による会見リポート

中間貯蔵施設 受け入れは白紙状態

研究テーマ:福島県双葉郡8町村のいま

町の96%が帰還困難区域に指定されている双葉町。昨年12月に公表された町の調査では、8割の町民が「現時点では戻らない」「判断がつかない」と回答した。それでも伊澤町長は「復興のゴールは、双葉町への帰還と町の復興。1人でも戻ろうという人がいるのであれば、戻るための努力は続けるべきだ」と力を込めた。


約7千人の町民は、全国39都道府県に分散(1月21日現在)。コミュニティーの維持や賠償問題など難題が山積する中、昨年3月に町長に就任した。この1年間で、埼玉県加須市にあった役場機能をいわき市に移し、町の復興計画を策定。復興に向けてモデル除染や学校の再開を進めているが、町長の頭を最も悩ませるのが、中間貯蔵施設の受け入れだ。帰還を目指す上で判断は難しく、「現在は白紙の状態」と強調した。


「町長を突き動かすものは」と聞かれると、それまでの厳しい表情を崩し、涙を拭った。「私は単純な人物。『町民たちの苦しみや現状を一番わかっているのは自分だ』と勝手に思っている」。自分に言い聞かせるような口調に、大きな使命感と復興への強い覚悟を感じた。


東京新聞さいたま支局 増田 紗苗
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