会見記録/昼食会/研究会

2012年3月30日    13:30〜 14:30
国連人道問題調整事務所(OCHA) 神戸事務所長 渡部正樹    10階ホール

氏名 渡部正樹 Name Masaki Watabe
肩書 国連人道問題調整事務所(OCHA) 神戸事務所長 Title Head of Office/Humanitarian Affairs Officer, OCHA Kobe Office

会見メモ

司会 日本記者クラブ企画委員 宮田一雄(産経新聞)


会見で使用した資料

http://www.jnpc.or.jp/files/2012/03/374a0e5e7a098057ab9908e7f1551261.pdf


OCHA神戸事務所ウェブサイト

http://www.ochajapan.org

YouTube

国連人道問題調整事務所(OCHA) 神戸事務所長 渡部正樹 写真 1 国連人道問題調整事務所(OCHA) 神戸事務所長 渡部正樹 写真 2 国連人道問題調整事務所(OCHA) 神戸事務所長 渡部正樹 写真 3    

記者による会見リポート

コーディネーションでいのちを救う

国連人道問題調整事務所(OCHA=オチャ)といってもあまり馴染みがないが、世界各地で自然災害や紛争が発生した際、人道支援活動の総合調整に当たる国連事務総長直属の部局。3・11東日本大震災では、直ちに日本政府を支援する専門家チームを派遣するとともに、各国からの支援物資配布や救援チームの活動の調整に当たった。


渡部正樹・OCHA神戸事務所長は、初の日本人所長として今年1月に着任したばかり。これまでの経験から「コーディネーションでいのちを救う」を座右の銘とし、まず「大震災での人道支援活動について日本から積極的に情報発信することが今後の国際社会の連携強化に役立つ」とOCHAと日本の協力関係強化の必要性をアピール。


今回の震災時での各国からの人道支援と日本の対応については「経済大国の日本は他国に支援する経験は豊富だが、支援受け入れはこれまで限定的だった」と分析。各国支援部隊受け入れの調整に苦労したことも踏まえて「関係機関が協力して、うまくいった点、いかなかった点をきちんと精査し、それに基づき国際支援受け入れの仕組みや法律の整備が必要」と指摘した。



OCHAの設立から20年。人道支援活動の調整をはじめ、資金動員、情報発信など任務は拡大している。今回の大震災での活動を踏まえた課題として「正確な情報収集と、迅速な政府の対応」を挙げた渡部所長。それを踏まえて「日本が持つ『助け合い』『お互い様』の気持ちを大切にして国際社会をリードする『人道大国』に進化してほしい」と力説。そのためにも「メディアにはもっとOCHAの情報ツール・サービスを活用してほしい」と締めくくった。


OCHAのウエブサイトはwww.unocha.org、神戸事務所はwww.ochajapan.org。



企画委員 時事通信出身 泉 宏
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