1993年02月22日 00:00 〜 00:00 10階ホール
曙・横綱

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会見音声


会見リポート

 角界から初のクラブゲスト。外国人横綱の誕生でインタビュー、テレビ、パーティーへと引っ張りだこ。稽古が心配では?「朝稽古に支障ないよう、親方がうまくスケジュールを組んでくれているから大丈夫」と、三月場所に気合十分。

 来日五年でグランドチャンピオンになった。今では、夢も日本語でみると言う。「もっとシコを踏め!」と親方に叱られたりしている、ケイコ場の夢を。

 日米関係にどんな影響?「ボク、大統領じゃないので関係ない。一生懸命相撲とるだけ」。結婚は?「まだ先。もっと日本という国を勉強して日本人のことも分かってから」。ということは、相手は日本人?「多分・・・」。相撲の魅力は?「部屋としてはチームだが、土俵にあがったらひとり。勝ちも負けも自分の責任。そういうところが好きだ」――

 二十人超の質問に、時にひと呼吸おいては慎重に答えた。

 ハワイ出身の後輩へのアドバイスは。「相撲は甘くない。何百年もの歴史がある。自分の方から相撲の世界に近付き変わらないといけない」。

(日本記者クラブ会報1993年3月号9ページから引用)


ゲスト / Guest

  • 曙 / Akebono

    日本 / Japan

    横綱 / Yokoduna

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